今日は仕事後、16:00-から19:00までセカンドお師匠と
マンツーマンでイワシ網の補修作業に従事。
破れた部分を切り取り、それよりいくらか大きい生地を縫い合わせるという
パッチワーク式に網を直していく。
とは言っても佐竹はセカンドお師匠が網を縫いやすいように
縫い目を合わせて持っていただけなんだけど。(上写真)
作業しながら他愛のない話や仕事の話をしていたんだけれど、
その中で、今日初めて発覚した割と重要な事がいくつかあったので
今回は記していこうと思う。
①佐竹の日給:
研修期間中、佐竹には月額固定で18万のお給料が与えられる。(残業代別。)
研修が終わったらどうなるんですか、と聞いてみたところ、
佐竹は他の雇われ漁師同様日給制になり、(残業代別)
なんと開始時点で1日1万5千円も貰えるそうだ。
05:00-11:00まで働いて1万5千円。
その後は自分の漁に出るのも自由。
仮に1カ月フルに、25日間働けたとすると、
イワシ網だけで37.5万円も貰える計算になる。
それに自分の漁の収入も加わるワケだ。
ふーむ。
存外に美味しいな。
拘束されるのは心底イヤだが、辞めるには惜しいかもしらん。
②網元の将来:
①の後でこんな事を言うのもなんだが
佐竹が属する、セカンドお師匠が株主の1柱を務めるイワシ網の網元は、
まだ加わって1カ月目の佐竹視点から見ても、収入的な意味で
かなり辛そうに見える。
ぶっちゃけて言うとちゃんと黒字になってるのって心配しちゃうレベルなのだ。
それというのも全て仕事に携わる人間の高齢化が問題と言える。
この辺を詳しく言及を始めると、もしもこの文章が見つかった際、
ムラハチ待ったなしなのは間違いないので・・・
「一部の高齢者による機会損失と無駄が著しく多い」とだけ言っておこう。
で、本題に戻るんだけれど、近い将来、どうも株主の一角を
佐竹か佐竹の兄弟子に譲って下さろうとしているみたい。
現時点では負の遺産なのは間違いないが、
もし将来的に高齢者集団に限界がきて
佐竹か兄弟子がこの網元の実権を握れる事になったら話は変わる。
人情関係抜きに一切の無駄(な支出)は排除できるようになるし、
最新のソナーなんかも使えるようになるので漁獲も飛躍的に向上するだろう。
そうなれば日給1万5千円どころの話ではない。素晴らしい事になる。
将来的な実験を握るために、あえて今泥船に乗り込むのも
ありなのかもしれない・・・。と考えさせられた。
③奪われた休日:
今週の土曜日は久しぶりに登山にいこう!
帰ってから滞っている動画の編集作業もできるぞ!
と思っていたんだけれどセカンドお師匠の剛腕で
またしても強制的に別予定を入れられたった。
でも、その予定が厳島神社にお参りと
聞いてちょっと楽しみな自分もいたりして。
っとまあ、こんなところですかね。
不安に思う事も多々あるけれど、
案外将来は明るいかもしれないね。