やっす!!
半日働いて手取り1288円!?
単価700円って聞いてところに、250円はさすがにショック。
手数料も重すぎてダブルショック。
寝耳に水ってレベルじゃねえぞ。
たくさん水揚げされてるって事だろな~。
なんにせよ。大赤字だ。
他の流し刺し網漁師と同じく家で寝てるのが正解なんだろうけれど。
最早ハナっから赤字でも構わんッッ!
赤字覚悟で新しい仕事を開拓してやるッ!
っという意気込みでもって集魚灯のテスト開始。
北陸では集魚灯を使った「電気釣り」なる漁があるという事で
是非それをモノにしたい。
なかなか興味深い。
錨を打たずに風に、潮に流されるままに様子を見てたんだけれど
確かに何かは寄ってくる。
イワシだったり、鯛らしきものだったり。
何かは分からないけれど時には船直下1.7mを海底と誤認するような濃い群れが出現する時もあった。
(肉眼ではその正体を確認できず。青物用チョクリ仕掛けには反応なし。)
あらゆる状況に対応できるように、その時釣れる魚を釣れるように、
色々な道具を用意しておくのが正解だろうな。これは。
ところで、もしかしたら流し刺し網にも応用できるかもしれないと思い、
水中集魚灯ではなく、上から照射するタイプの集魚灯を選んだのだけれど
これは失敗だったかもしれない。
というのも、集魚灯に向かって丘からカメムシの大群が飛来してきて気持ちが悪かったからだ。
お前ら、丘から1km以上離してるのにわざわざこっちに飛んでくんなよ。
丘の街灯に向かってってくれよ。
思えば、青色っていうのは誘蛾灯と同じ色なワケだし、
波長が、紫外線がヤツらの走光性にマッチしちゃってたんだろうな。
いや、でも虫が集まりやすいということは海中のプランクトンも・・・?
よし。
虫ごときに怯んでる場合じゃねえ。
今日は錨を打って、丘から近い駆け上がりの地形でテストしてみよう。