世間的には全然認知されていないけれど、

世の中には限りある海の資源を守る取り組みとして

このMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)

っていう団体が発行している「海のエコラベル」のような制度があったりする。

 

それすなわち―

 

っとまあ、詳しくはリンク先を見てほしいんだけれど、

簡単に言うと自然に優しい・資源を守れる漁業を営んでいる希望漁業者のみに

使用許可を与えられるラベルなのだ。

 

おそらく、一般企業で言うところのプライバシーマークなどと同じで

これ関係の認定の有無が直接、今後の海産物の販売の成否にも

関わってくる気がしている。

 

これ関係の認定を持っていればブランドイメージの向上にもつながるし、

(付加価値をつけやすくなる。)

意識の高い客層も新たに開拓できるようになるかもしれない。

 

将来的には佐竹もこういった認定を取得して、

世の中にアピールしていきたいところなんだけれど・・・

 

 

先述したイギリス発の「MSC」の他にオランダ発の「ASC」やら

日本発の「MEL」なんていう似たようなものがいくつかあったりして・・・

(AELは養殖関係。今後MELに統合)

 

なんかものすごく利権の臭いがするのが玉に瑕。 

 

それにしても・・・

これは平成30年、つまり西暦2018年に環境省が作った

データなんだけれど、この時点でこれ関係の認定を取得した個人/団体の

が漁業者が300にも満たないレベルだとは。

 

 

山口県にいたってはゼロ。神奈川県ですらも。

やはり全然認知されていないのだなー。

 

うん。

 

もっとこういうのが認知されていけば乱獲なんかも減るかもしれない。

って思う反面、少しでも、誰よりも早く、こういう認定を取得できれば

ものすごいチャンスに繋がるんじゃないかと考えるゲスな自分もいる。

 

ま。何にせよ、これからも、もちろん独立してからも

アンテナは色々なところに立てておきたいね。