結果からいうと2Kgのサゴシが1本と4.4Kgのサワラが1本だった。

燃料代とギリギリトントンかな?という感じ。

 

05:30から頑張っていたんだけれど、

海が本格的に時化始めたので夕(ゆう)マズメを待つことなく14:00で撤収。

自分の船、ちょっと、というか、現状舵がかなり悪くて

強風が吹くとコントロール不能になるのだ。仕方がない。安全第一だ。

改修してもらうまでの辛抱だ。

 

っと話が逸れた。

 

サワラ釣り。

トローリング漁。

 

今日は自分の他に浮島の漁師があと2船いて、

1船は不明だが、もう1船は8本も釣ったそう。

下世話な話をすると確実に40,000円以上の儲け。

 

自分とその人で何が違うのか。

 

おそらく、道具についてはそんなに違いがない。

人それぞれ多少なりともオリジナル要素を盛り込んだ作りになっているだろうが、大枠は同じだ。

 

現にファーストストライクを決めたのは自分だし、道具に問題はないと断言できる。

 

後からその人に聞いて知ったのだが、自分は漕ぐ場所が悪かったらしい。はよ言うて

自分は、魚群探知機が地面と錯覚するくらいの濃いイワシの群れの周辺、

あるいは中を執拗に攻めていたのだけれど、どうもそれは間違いだったようだ。

 

『スイミー』

 

一言で言うと『スイミー』である。

濃すぎるイワシの群れはサワラなどの追い物からしても恐怖の対象らしい。

濃すぎるイワシの群れには追い物が付かないようだ。

むしろポツポツとしたイワシの群れが狙い目という事だった。

 

思えばその人は自分と一緒の群れの周辺を2往復くらいしてアタリがなかったのか

すぐにその場を離れていた。

 

①濃いイワシの群れには要注意。追い物が恐れて付いていない可能性がある。

②切り替えの早さが大事。濃いイワシの群れを見つけたら当たってみるのもあり。

だが、しばらく漕いでみて何もアタリがなかったらすぐに切り替える。それ以上やるのは時間の無駄。

 

学びだなー。

同じ轍は踏まない。

次はもっとうまくやろう。

 

あと、実は

【道具具に問題はないと断言できる】

とか言っといてなんだが、問題はあった。

変にオリジナリティーを入れた結果、道具を2回あげたところで

2万円もする漁具を切らしてしまったのだ。

その瞬間の絶望感と言ったら。

 

ちなみに切らしたのはこれ。潜航板。(そのうち解説しよう。)

幸いにも力がかかっていなければ海に浮く素材 & その時は海は凪いでいたので

無事に回収できてほっと一息。

 

切らして、捜索、回収、道具を直すのに貴重な朝マズメを逃がしてしまった。

変に色気を出すんじゃあなかった。要らんことをしたせいでまた時間を無駄にしてしまった。

まー・・・ 勉強になったな。

 

③時間は効率的に使おう。高価な道具を使う時は全体的な強度に気を付けよう。

そもそも道具が切れなければ、切れるような道具を作らなければ時間を無駄にする事はなかった。

 

明日は大時化で、おそらく休み。

早く漁に出たいなー。

2本しか釣れていないけれど、トローリング漁底引き漁よりずっとエキサイティングで面白いわ!

リベンジマッチに臨みたくてウズウズするぜ。