あえて読めそうで読めない、読めても読みにくいような解像度で

先月分、つまりは2020年4月分の研修日誌をうp。

 

「1カ月を振り返って」という一番下のまとめ欄で

今月おもに従事した「刺し網漁」と「流し刺し網漁」について

書いたりしたのだけれど、今日はそれを含めて

サタケが今まで体験した漁について書いていこうと思う。

 

視点は独立後、操業していくかどうか。

 

①「一本釣り漁」

ひき縄漁もこれに入る。

狙う獲物はサワラ、タチウオ、タイなど。

まず、一人でもできるという点で将来的に必ずやっていきたい漁のひとつ。

ただし、難易度は超高い。

というのも潮の流れ、船の航行、風、全てを考慮しながら

道具を船で引っ張り、魚にできるだけ傷をつけないように

釣り上げていかなくてはならないから。

同時にこなす要素が多い上に道具のメンテナンスの頻度も高い。

 

②「刺し網漁」

今、サタケがお師匠と一緒にメバルを獲るために従事している漁だが、

これは将来的に絶対にやらない。断言する。

というのも、現在お師匠でさえサタケを入れて4人ものマンパワーを

使っているのだ。サタケ1人で同じ事ができるワケがない。

仮に規模を1/4まで落として操業したとして、儲けはおそらく1/4以下だろう。

1日がかりで仕事して1万円か、良くて2万円に届かないあたりだと思う。

また、鯛の幼魚を含む混獲も激しいので自然保全の観点から

なるべく手を出したくない漁種だ。

(1匹1匹にできるだけ価値を付けて、たくさん獲らないでも

食べていける漁師になる。そしてそれが、それこそが限りある海の資源を

守る事に繋がるのだとサタケは信じている。)

 

③「流し刺し網漁」

通常の刺し網と違って、とても大変だけれど必要な装備さえあれば

めっっっっっっっっゃ大変だけれど1人でもフルパフォーマンスで操業できる。

良い時は1晩でサワラが100匹とかアホみたいな数が獲れちゃったりする。

1晩で軽く10万以上儲けられる可能性のある夢のある仕事だ。

しかし、この仕事はサタケ基準からすると当たり外れが激しく、

ギャンブルに近しいもの。というのが正直な感想。

イワシの群れを魚探で探して、サワラの通り道を予想して

1km近い大型の網を打つ。予想通りそこがサワラの通り道であれば大漁。

でも外したら最後ほとんど何も獲れない。

大漁を上げている船のすぐ横に網を張った人が何も獲れないというのもザラ。

というかその大漁自体がほぼない。というか当てれない。

ベテラン漁師が「ここだ!」という場所に網を打っても

当たらないのだから怖い。

1日で10万円以上の水揚げがあったとしても、その後1週間何も

獲れなかったら何にもならない。

底引き漁が禁漁期に入り、6月のイワシ網漁が始まるまで

この流し刺し網一本で勝負する人も多いみたいだけれど、

不確実すぎるのでサタケはこの漁はやらないと思う。

スナメリクジラなどの混獲があるのもイヤだ。

 

④「底引き漁」

1人でも問題なくできる漁で、やりようにやっては水揚げも

かなり上げられるようだ。(今島で一番やり手(70代)の人で

月100万以上の水揚げを上げるとかなんとか。)絶対にやりたい漁のひとつ。

これの変化形で夜しかできない、しかし通年できるという漁もあるので

そちらにも手を出すかも。

 

⑤「たこつぼ漁」

これも絶対にやりたい漁のひとつ。つぼとロープ代はかかるけれど、

お手軽で何のスキルも要らないのがステキすぎる。

タコという生き物の生態なんかも個人的にツボなのでぜひやっていきたい。

ただし、ひとつひとつのツボが1kgくらいあって怪我も多い漁種なので

気をつけたい。勢いよくツボを上げ過ぎて骨折した人もいるとかいないとか。

 

・・・

 

こんなところか。

あと島で習得できそうなのは

「あなご籠」と「潜り漁(海士)」くらいかな~。

これに加えて全国津々浦々の漁を自分なりに研究して取り入れていきたいな。