今日は暴風雨でお休みになったので、昨日行った船底掃除作業の事を書きます。

 来月あたり、お師匠が底引き漁をサタケに教えてくれるという事で

この日はその準備。

 

底引き漁で使う15馬力の船を丘に上げて

船底掃除をする事に。

 

通常船は半年から1年の間に1回くらい丘に上げて

船底掃除をするらしいのだけれど、

この船はしばらく使っていなかったため2年ほど掃除をしていなかったみたい。

 

フジツボがびっしりぎっしり!!

これだけですごい重さになるし、フジツボの凸凹で船を走らせるのにも

すごい抵抗がかかるしで燃料効率がすごく落ちるみたい。

掃除って大事だね。

 

これを金属のヘラでお師匠と2人がかりで落としていったのだけれど

なんというか臭い。とてつもなく臭い

 

生きているフジツボを無理やり船底から引きはがしたり、

砕いたりして取っていくワケなんだけれど、それで発生する汁が臭かった。

海の悪いところが凝縮された臭いとでも言おうか。とにかく臭い。

(まあ、フジツボが成長する=海が健康的な証なんだけれど。)

 

そんな汁が、せめてもの反抗と言わんばかりに

返り血めいて飛んで服や肌にかかってくるから困る。

船の下に潜り込んで作業する時なんか体勢的に逃げ場もないし!

一刻も早くシャワーを浴びたくてたまらない!

 

それでも前職で他人の汚部屋に入る事を思えば

フジツボは自然由来だし、ずっとマシ。100万倍マシ。

と自分に言い聞かせて任務を遂行していく。

汚物は消毒だ~!!

 

フジツボを取り終ったら個人的お楽しみタイム。

銃型の道具ってワクワクするよね。

高圧洗浄機で取りきれなかった汚れを取り除いていく。

この高圧洗浄機がしっかりとした構えを取らずにトリガーを引くと、

反動で半歩下がっちゃうくらい超強力なヤツでなかなか楽しい。

ヘラで取りきれなかったアオサや、

見逃してしまったフジツボも至近距離照射でフッ飛ばしていく。

スゴい威力だ!フハハ!

いえーい。キレイになったー!

臭いは気になったけれど、掃除して船を綺麗にしていくのって

気持ちがいいなあ。

また後日に船底に塗料を塗るみたいなんだけれど、それも楽しみ。

 

はやくやってみたいぜ!