さあ、ひじき加工やってみよう。

下処理してすぐ食べてもいいんだけれど、サタケが興味あるのは乾燥ひじき。

おなじみ『海辺を食べる図鑑』のひじきの頁に記された

「冷凍庫に入れておけば永久に持つ。」という文章に惹かれたのだ。

 

すごくないか。

永久だぞ永久。食べ物なのに。

1年に1回、ひじきの旬である春に1年分のひじきを集めて

乾燥保存してやれば1年ひじきに困ることがなくなるのだ。

 

いずれこのサイトでも商品として取り扱いたいという希望もあるので

今は旬じゃあないけれど、練習がてらに乾燥ひじきを作ってみようかと思う。

まずは洗う。

お米の要領でよく洗う。

水に浸して良く洗って汚れを落とすのだ。

おほー

3度繰り返しても黄色く変色。どんだけ汚れているんだ?

もしかしたら水溶性のヒ素を大量に含んでいるので、それかもしれない。

そして茹でる!4時間茹でる!

じ~~~っくり茹でてアクとヒ素を抜いてー

ついでに柔らかくして食べられるようにするのだ。

昨日も書いた通り、文献によっては8時間の茹で時間を要するらしいのだが

ガス代が気になるので8時間も鍋につきっきりにはなれないので

半分の4時間とする。

茹で始めて10分後。早速変化が出てきた。ひじきが綺麗な緑色に変色。

そして茹で汁が変わりに茶色くなった。アクとヒ素が抜け出した証なのだろう。

30分後。さらに淡く。

1時間半後。

ひじきも茹で汁もどす黒く!

なんか見知ったひじきの色になった。

顔を近づけてみるとほのかに海苔っぽい良い香りがする。

そして長時間茹で続けていると、茹で汁もかなり煮詰まって

少なくなってくるので水を継ぎ足し継ぎ足し茹でていく。

 

4時間後。1時間半経った時とあまり変化は見られない。

ヒジキだけをざるで受け止めてー

スに置いてパリパリになるまで天日で乾燥させる・・・ って少ないなッ!?

茹で続けたことでかさが減ったのだろうか。

1食分あるか・・・ ないかだろうか。

3食分くらいはあるかと思ったのに。

そしてOMG!

今週の天気悪ッッ!

天気が良くなるまで冷蔵庫で乾燥させて、それから天日干しにしよう。

冬のはそんなに美味しくないらしいけれど、はやく食べてみたいな。