今日はそこそこ釣れた

 

この辺の界隈では

「2月のサワラは(餌を)喰わない。」=「2月のサワラは釣れない。」と

まことしやかに囁かれている

 

そしてそれはおおよそその通りになっている。

 

カレンダーでも確認してんのか?

ってなくらい2月に入った途端、サワラはサッパリ釣れなくなった。

釣れるには釣れるけど、1日粘って3本だったり、4本だったり。

今日だけは調子がよくて8本釣れたりもしたけれど、もうほとんど稀。

 

(暖かかったからだろうか?

なお、ハマチはよく釣れるようになった。今日は11本も釣れた。

活かして出荷してKgあたり600円。重量があるのでそれなりにお金になる。)

 

イケマの1つ

 

サワラが釣れないのはお前が単にヘタクソだからじゃね?

とも思うかもしれないけれど

名人でも1日に3本とか。調子がよくて10本とかがザラ。

 

そんくらい釣れない。

 

このタイミングで底引き漁に切り替えるのが

収入という面で一番賢いという事はわかっている。

 

けれど、未だに釣りを続けているし、

なんだったら明日も釣りに出る。

 

何故か。

 

単純に釣りの方が底引き漁より3倍も4倍も5倍も面白いし(心の底から楽しい。趣味にできるレベル。

サワラを1本釣る喜びの方が赤貝を10個獲る喜びに勝る。個人的には。)

経費がかからないのも好き。(燃料を全然使わない。底引き漁だと1週間に450ℓあまりの重油を使うの

に対して釣りだと2週間、3週間平気でもつ。なお450ℓの重油は離島料金で6万円前後。)

船体&エンジンに負担がかからないので故障が少ないというのも魅力。

船のデッキが海底ゴミで汚くならないというのも好き。

 

なんというか釣り(=曳き釣り)ができるうちは

どんなにヘタクソでも最低限の収入は確保できるという最大のメリットにさえ目をつぶれば

底引き漁するメリットが全然ないように思えるからだ。

 

3月に入ればまたサワラは喰いだすらしいが、

3月に入ったと同時に流し刺し網漁が解禁になるので

全体的な個体数も減ってしまう。(=釣れなくなる。)

おまけに獲られすぎてKgあたりの単価も激減してしまう。

 

(釣りで今kgあたり1,500円前後で行っているサワラが800円くらいまで。

網で今kgあたり1,000円前後で行っているサワラが300円くらいまで落ちる。それぐらい水揚げされる。)

 

だから今のうちに。

 

サワラを狙いつつも、どうしても釣れない時などの間隙を縫って

今年こそ、この2月中にヘラ(潜航板)を使ったヒラメ釣りを練習して、会得したい。

この界隈では誰もやらない漁だから、(北海道や青森ではメジャーな漁らしい。)

底引き漁以外では誰もとらない魚だからこそ、目があると思っている。

(資源が余っているのでは?と思う。)

 

偶然の産物

これは今日、名人が偶然サワラ用潜航板で釣りあげたヒラメだが、

こういう事がある以上、絶対に無いとは言い切れないワケだし。

 

もうすでにサラリーマンという一般的な社会の枠をはみ出した身。

収入、時間を投資して、さらにもう1歩はみ出して、新しい鉱脈を探してみよう。