今日は朝6時に港にてお師匠と合流したものの、強風により休漁に。1日完全に休みになっちゃたんだけど、家に帰る前にちょっと自習。

自習課題は「くわのこ」というロープワーク。

サタケは登山している時だとか、前職の仕事中にもひしひしと感じて自覚していたのだが、ロープワークが大の苦手。ロープだとか紐だとかを色んなところに通したり、裏返したりしている内に自分が今何をしているのかよく分からなくなってしまうのだ。というかロープワークだのどうこう言う以前に、カバンの中で絡まり狂った有線のイヤフォンすら上手に解けない時がある。初めてBluetoothイヤフォンを手に入れた時には心が踊った。違いも何も分かりやしないのに「音質が悪いんじゃないの」だとか「左右で遅延が発生するんじゃないの」だとか「だいたい青い歯って何」だとか古い固定観念に囚われて新しい一歩を踏み出せなかった、否、踏み出そうともしなかった過去の自分をブン殴りたい。今ではこのサタケも立派なBluetoothオタク。その語源になったデンマークはブロタン王に絶対の忠誠と服従を誓った臣民だ。もう有線のイヤフォンには戻れない。なんだったらこの日記すらスマホにBluetoothのキーボードを繋げて書いているくらいだ。

すんげー話が逸れたんだけれど、言いたい事言った満足感が残ったので文章を推敲せずに話を元に戻す事にしよう。

くわのこ

それは船を桟橋に留めたり、船を船に係留したり、生簀を固定する際に使うなど、何かと使用頻度の高いロープワーク。苦手意識が先行しているのか、何度教えてもらってもサタケの「くわのこ」の成功率が30%を切っているので(これすらも大盛り、いや特盛りかもしれない)これをちょっと自主練する事に。こちらはズブの素人なので、大なり小なりお師匠に迷惑をかけてしまうのは仕方がない事なのかもしれない。だが、サタケとしては出来るだけ、少しでも足を引っ張るような事はしたくない。そんな自身のちっぽけなプライドを守るため、苦手意識に立ち向かう時が来たのだ。

っつー事で自主練開始だ!

お師匠の船で
島内の移動用にお師匠からお借りした軽トラで
さらに軽トラで!

この日記を書くために外に出てきたついでに

夜の楽ノ江桟橋で
くわのこ

うん。

たぶんもう大丈夫。…たぶん。