昨日はエンジンの様子が気になって気になって眠れなかった。
エンジンが焼き付いてどっかに穴が開いていたりするんじゃないか。
そうした穴からオイルが漏れて、エンジンの下に巨大なオイル溜まりとかができているんじゃないか。
もしそうなってたらどうしよう。
鉄工所まで自走できるのか?
支店に連絡するのが先か?
どちらにせよ、もしそうなっていたらしばらく仕事はできないぞ。
どうしよう。と。
で、朝確認した結果・・・
昨日、帰宅前に確認した状態と変わりない?
良く見ればエンジンの下に小さなオイル溜まりができているけれど・・・
これはいつ漏れたのだろう。
吐血した時か?それとも、昨日の夜の間にか?
ちょっとかけてみるか・・・
ん?ん?
いけるんか?
いけんのか?お前!
なんかあんまり違和感がないぞ。
音も普通だし、エンジンオイルを満タンまで補充したからだろうけれど白煙も・・・
さほど吐いていない。
よし。いっちょやってみっか!
とおっかなびっくり1日操業してみた。
で、結果。
・今までフルスロットルで最大3000回転でていたものが2800までしか上がらなくなっていた。
・最大回転数が落ちたので最高速度も落ちた。10.2Ktsから9.2Ktsに。
・時々怪しい白煙を大量に吐く。
・エンジン下のオイル溜まりは朝見た時と変わっていなかった。=吐血時にできたもの?
・エンジンオイルの消費量が半端ない。1日で最大容量の20%あまり消費している感じだ。
(4L?ちょっとわからん。)
うーん。
やはり音(ね)を上げただけあって、全盛期の力は出せないみたい。
でも、騙し騙しだけれど・・・ とりあえずは操業できそう。
ちょっとセルフリミッターを設けて、最大で2500回転までしか上げないことにしよう。
したがって、底引き網漁も漁獲量は上がらないかもしれないが
「いのちだいじに」作戦でやっていこう。
ワイヤーを少なく出して、2000回転前後で爪を曳くのだ。(2/3程度の力)
それならエンジンの負担も最低限になるから・・・ 多少の延命にはなるかもしれない。
しかし・・・ 問題はエンジンオイルの消費量だ。
黒くなるとかそういう問題ではなく、無くなっているからな。
マフラーから時々大量に吐きだす白煙、おそらくエンジンオイルも燃焼しているのだろう。
まー 漁船にはよくある事らしいのだが、問題は経費だ。
20Lで7,800円するエンジンオイル、1ヵ月で何L使う事になるだろう。
もし、ホントに4L使うことになったら・・・
5日で7,800円。
20日働いたとして・・・ それだけで・・・
考えたくもねえな!