今日はサタケが前々からやりたくてたまらなかった念願のタコツボ漁に出漁!
(サタケはタコという生き物が好きなのだ。味も生態も見かけも好き。)
いいや、違うか。
この場合、その準備と言うのだろうか。
なんせタコツボを海に沈めただけで、タコ自体はまだ獲っていないのだから。
(ちなみにお師匠の使うタコツボは昔ながらの素焼きのものではなく、
強度バツグンのプラスチック製。裏面にコンクリートが薄く塗られていて、
それが重りの役割を果たす。ちゃんと沈むよ!)
タコツボ漁の歴史は古く、
なんでも弥生時代から存在していたらしいという噂。
そのように超古典的な漁だけれど
エサもなんもいらなくて、ただ海につぼを沈めておくだけで
タコがその習性に逆らえずツボ入りしてしまうってのが
たまらなくコストパフォーマンスが良くて超ソソられる。
これを何セットも海の中に数日間沈めておいて
(人によるけれど、1セットにつきツボが大体70~100個くらいみたい。
全部ロープで繋がっている。)
自分の都合が良い時にこれを上げに行く。
ツボの中をひとつひとつ確認して、タコが居ればその都度タコを
ツボから追い出して捕獲。
ツボは海にぶん投げドボン。
タコを獲ったと同時に、次のタコを獲る準備が完了するというワケだ。
一切の無駄のない美しすぎるフローに感動すら覚える。
適切な道具さえあれば、なんのスキルも要らないってのも
サタケのような持たざる者には超魅力的だ。
しかもタコは国内外での需要が高く、値崩れしないってのも
非常にポイントが高い。
大体1Kgあたりの相場が年間通して平均2,000円だそうな。
(つまり、1匹2Kgの成長したタコが獲れればそれが4,000円になる。
10匹で40,000円、20匹で80,000円・・・ ブツブツ。)
何なのタコツボ漁。
色々な意味で美味しすぎやしません?
なんか裏があるんじゃないの?
そう疑いたくなるレベル。
ああー!
上げに行くのが楽しみ過ぎます!