コロナウイルスによるヨーロッパの惨状だとか。
五輪が延期するだのしないだのそういった話だとか。
外食産業が落ち込んだらお魚の値も落ち込んでしまうの?だとか。
(意外や意外、まだ影響でてないみたいです。)
そういった話を尻目にずぅうぅぅーっと自分の船の名前を考えている。
現在、候補は3つ。
①「いさりび」
ひらがな表記で「いさりび」。
漁火と書いて「いさりび」と読む。
魚を寄せるために夜、船で焚く火の意味。つまりは集魚灯のことなんだけれど。
前職が電気、それも照明関係の事。→「灯」
そこから漁師にジョブチェンジをしたので「漁」の文字を組み合わせて
「漁灯」または「漁火」。
そこから「いさりび」。
自分の道を示した名前ですね。
ついでに集魚灯の如く、船に魚が集まってくれるとなお良い。
②「雨ニモマケズ」
国語の教科書にも載っている宮沢賢治さんの有名な詩から。
前も書いたけれど、名前っていうのは願いの発露だと思うので。
こういった人間になりたい。
こういった漁師になりたいという願いを込めて。
もし2杯目の船を得る事があったら名前は「風ニモマケズ」にしたい。
そして強風の時に休んで、先輩漁師達からいじられたい。
③「安漁丸」
基本的にサタケは対外的に、全国各地と取引がしたいと思っているので、
船にはお客さんの印象に残るような名前を付けたいと思っている。
なので「安漁丸」みたいな没個性的な名前はNGなんだけれど・・・
まあ、なんだ。
お師匠のお母さんが「Oh My God」的なニュアンスで
「あんりょ~」ってよく言うんだけれど。
それをサタケも面白がって「あんりょ~」って言うようになったんだけれど。
そこから取って「安漁丸」。
お師匠にバカウケして「これにしたら。」って言われているんだけれど
なんか抵抗感がある。
だって字面はともかく、「Oh My God」だぜ!
そんな「Oh My God」な事態が頻発したら仕事になんねーぜよ!
・・・
ああ!
ほんともう、悩ましい。