ほー。
こういうのも来るのか。
これはそろそろアレだな。
公開出納帖ページ作るかな。
載せるのは漁師として稼いだ収入と
燃料などの経費として出て行った支出。
家賃、光熱費、食費なんかは除外。
脱サラ漁師はどんくらい稼げんの?という1指標にでもなれば面白そう。
それはさておき。
今日の底引き漁の結果。
赤貝が10.8Kg。
プラス魚。
今日は魚がアツかった。
というのも底引き漁で獲れる魚の中でも2番目に高価※1な「ひらめ」、
それもそこそこ大きいのが2枚も乗ったったのだ。
ベテラン漁師の中には「ひらめ」や「ワタリガニ」のようなレアものを
乗せようと思って意図的に乗せられる人もいるが、
今の佐竹には「ひらめ」なんかのレアもんの漁獲なんてホント、ラッキーパンチに等しい。
いやあ、今日はついてたな。
これなら手取りで3万円いくかもしれない。
(※1:1番はワタリガニ。)
ちなみに今日の操業時間は07:00 – 13:30。
定時まで1時間半も早く切り上げたカタチ。
何故か。
中国新聞社の記者さんが
今話題の「浮島の赤貝」※2を獲ってるニューフィッシャーが居るって事で
取材に来てくれたのよね。
いや、語弊があるな。
正しくは、浮島漁協が佐竹を「浮島の赤貝」を獲ってる漁師代表として
取材対象に推薦してくれたカタチ。
それに対して自分は「はい。私なんかでよろしければ。」と答えただけだ。
(※2:今年、赤貝の種苗放流で赤貝の水揚げを4倍にも増やしたということで、
浮島支店は総理大臣賞を受賞した。)
この取材を、今日、底引き網漁で獲れたものを出荷しようと先輩漁師達で
ごった返す組合の桟橋の上で受けるには、あまりにも迷惑になる &
記者さんが大島側に帰るための定期船の時間を考慮し、早上がりしたというワケだ。
いや、思った以上に写真も動画も撮られて。
大島側に船で送る最中までもなかなか濃いお話をさせていただいて。
(取材が長引いて結局直近の定期船には間に合わなかった。)
なけなしの赤貝+αもお土産に持って帰ってもらいましたし!
良い記事にしてくれるといいな。
特に、浮島の赤貝の美味しさをアピールして貰えたら最高だよね。
漁協にも恩返しできるわけだし。
赤貝の値段も上がるかもしれないし。
草の根活動が大事なのだよ。草の根活動が。
それはそうと、今日見つけた網代は結構よかったな。
13:30までで10Kg超えなら、フルでやれば余裕で15Kg超えそうだ。
明日は朝一番でそこへ向かってみよう。