つぼつぼ

上架してもらった。

 

うほー!フジツボだらけ!

「1年半でこんなに付くもんなんだ!」

なんて鉄工所の人に言われたった。

 

まー 放置していたのもあるけれど、

前回はケチって知らずに塗料にシンナーを混ぜちまったからなフハハ。

(塗料を薄めて塗った。)

フジツボ避け成分も希釈されていたというワケだ。

 

まー 問題はブラケットとかメタルとか言われているパーツだ。

 

これがメタル

結局どれなんだよ・・・

とか思ってたら、どうもあのの中のパーツらしい。

メタルやらブラケットやらは通称で

正式名称はコックボードとかいうらしい。

 

アップ

アップ。

 

ぐお!

プロペラシャフトと、そのコックボードの間に

物凄い隙間ができてるじゃない!

 

そりゃーガタガタ揺れるぜ。

プロペラシャフトが上下左右に移動し放題だもの。

 

このコックボードとかいうやつ、基本的には消耗品らしいんだけれど

鉄工所の人に言わせてみたら

1年しか乗ってないのにこんなに減るのはとても異常な事らしい。

(前回の塗装から1年半経っているが、実際に乗り出したのは1年未満。)

 

なんでなんですか!

なんなんですか!

 

とか言ってたら

 

ぼろぼろ・・・

ボロ・・・

 

ぐおおおおおッ!

 

シャフト自体の腐食がすげええ!

手で撫でるだけでメリメリと真鍮が剝がれていく。

 

だからか。

シャフトのコックボードと接触してる部分が腐食してて

ガタガタになっていて・・・

物凄い勢いで削っていたというワケか!

 

なんなの!

防蝕亜鉛板も無事についていたのに!

こんな事ってあるの!?

 

「前の人がちゃんとしてなかったんじゃろうね・・・」

 

ええ・・・

すごい無情な答えが返ってきた・・・

 

まあ、なんにせよ、こんなのシャフトごと交換しないと無理だ。

コックボードどころか、シャフトそのものが折れたとしても不思議じゃない。

 

「しゃーねえ。交換しますか。

新しいシャフト、おいくら万円かかるんですか?」

 

5万円くらいの出費は覚悟していたけれど、こいつは高くつきそうだな。

 

「20万円」

 

「え?」

 

「20万円」

 

続きを読む