すだれ貝とか姫貝とか、他にもオシャレネームがたくさんあるのに

島ではジョンジョロ貝という何やらおぞましい名前で呼ばれている

こちらの貝。・・・の殻。

 

お師匠のおうちで御馳走になった後、

畑で使えると思ってジョンジョロ貝の貝殻だけを貰ってきて

貝塚の如く庭先にまとめておいたのだ。

 

使用用途は土の酸度の調整。

 

サタケ調べによると

ほとんどの野菜はpH6.0 ~ 6.5の弱酸性の土を好むため、

土作りの段階で畑に石灰をまくと酸度が調整できて

作物が良く育つ土になるらしい。

 

そして

 

貝殻の細かい破片=石灰という話を幼少の頃聞いた事があったので

これを機に試してみることにした。

 

ほんとは1000度以上の炎で焼くと

貝殻がボロボロになって砕くのが楽になるらしいのだけれど

サタケの拠点には(まだ)石釜がないので

真水で洗いまくった後、(塩は植物にとって有害なので)

2週間ほど風雨に晒して劣化させる=脆くする方法をとってみた。

 

その上で貝をボッコボコにする!

 

 

少量ずつ段ボールに挟んで木槌でボッコボコにしていく。

   

だいぶ細かくはなって来たけれど、

パウダー状にするのはこのやり方じゃあ無理だな。

粉にするには石臼とか、なにかそういった道具が必要っぽいかも。

(次回は石臼の作り方から調べてみるか。)

 

でもまあとりあえず今回はもう少し木槌で念入りに叩いて、

それで良しとしよう。

よしんばこれで野菜作りが失敗したとしても

それはそれとして―

 

教訓として次回に活かせればそれでいい。

 

パーッと畑に撒いてみた。

なんか白っぽくなってそれっぽいぞ!

 

・・・

 

よし。

 

この週末こそは買い出しのついでに

土壌のpH測定器を買ってこよう。(前回忘れた)