明日の漁は夕方からだし、映画見て昼まで寝るかーと
月曜日の深夜24:00から『マッドマックス怒りのデス・ロード』※を観るという
暴挙を犯したサタケ。
※原題:『Mad Max: Fury Road』
気持ちよーく寝てたら今日の朝07:00にセカンドお師匠から電話が。
「今日の仕事夕方からじゃろ?
暇してるなら今からみんなでイワシ網の漁具を積み込むから来んかね?」
・・・
・・・
正直な話・・・
超イヤ!!!
でもなー
イワシ網の積み込みなんて年に1回しかない貴重な作業だしなァ。
勉強になるよなァ~~~!
ネタになるし、作業おわったら一杯飲ましてくれるだろうしなー(最早アル中)
行くかーーーーーーッッ!
そんなノリで自分にムチ打って出撃。
イワシ網漁は2つの船で巨大な網を引っ張り、イワシを群れごと掻っ攫う漁だ。
巨大とは言っても綱や重りが巨大なだけで、
全長1Kmに及ぶ流し刺し網なんかとは違い、
イワシ網の全長は300~400mくらいしかないらしい。
流し刺し網と違ってイワシを獲るための網なので網目が細かい。
=水の抵抗が尋常じゃない。=デカすぎる網は引けない。
というワケで、この300~400mが無理なく実際に操業できるくらいの
網の大きさみたいなのだ。
どんくらい細かい網目なの?
というと、こんくらい。
分かるかなー?
そりゃーイワシを獲るための網だから目も細かいよね。
多分6mm×6mmくらい?
小指の先も通らない。
この細かい目をしたイワシ網の本体をつなぐための
巨大ロープや重りの内臓された、これまた巨大なロープを2つの船の
ネットローラーを使って糸のもつれや切れ目がないか点検、
もしあれば補修しつつ巻き取っていく。
その際、ネットローラーが上手にロープ等を巻き取れるよう
丘側にあるロープの塊をほぐしながら送ってあげる必要があったんだけれど
(イワシ網の禁漁期に入ったら、漁具は船から下ろして、
このように丘に上げておく。)
重い。
どこを持っても重い。
規格外の上、水を吸い込んでるから重い!
こりゃー サタケが参加する7月までに筋トレ頑張らないとヤバいぞ。
最後は巨大ロープとイワシ網本体を縫い合わせて、
クレーンで船に乗せて網の積み込み自体はおしまい。
その他にくっそ重い土嚢(重りに使うみたい。)や
これまたくっそ重い & 規格外サイズのタマ※を積み込んで全体の作業終了。
※:タモとも言う。魚をすくう水中虫取り網みたいなもん。
これはホントに規格外で画像のように横幅が軽トラの荷台ほどもある。
やべーぞ。こんなん、ただでさえ重いのに魚が入ったら
持ち上げる自信ないぞ・・・!とか一人で勝手に青ざめてたら、
機械の助けを借りて操作するタマみたいで一安心。
(つまり、機械でタマの上げ下げを操作する人と、
タマを手で誘導する人の2人がかりで扱うタマということ。)
まー・・・
アレだな。
全体的にパワーが足りてないなァ!
移住してくる前はジムに通って筋トレに励んでいたのもあって
重いなんて言葉を使う=敗北
なーんてプライドと意識もあったけれど、
島に移住してきて、ジムとも離れ、筋トレが疎かになってからというもの、
重いなんて敗北ワードがフツーに出てくるようになってしまった。
いかんよなー もう。
明日から・・・
いや、6月から筋トレ頑張ろう。(それ頑張らないヤツ!)
1カ月じゃあそんなに変わらないだろうけれど、
千里の道も一歩からってヤツだ。