帰ってきた!
この間、漁師としてはじめて市場に出荷した
ヤズ2本とサワラ3本の仕切り書が帰って来たぞ!
諸々引かれて手取りが12,424円!
んー! 悪くない!
今月の家賃はペイしたぞ!
いやー、正直もっと安いかと思っていた。
この時期の釣りで獲れたサワラはやはり値が張るんだなー。
Kgあたり1,500円かー。
(ヤズもある意味すごいな。Kgあたりたったの300円。)
でも、この2年間で聞きかじった感じ、これが浮島から出荷したサワラの限界値くさいな。
一方、近所の岩国では、同じ取り方、同じ締め方で
とったサワラが「サワライダー」としてブランド化されていて
良い時Kgあたり4,000円もするらしい。
カギはこれだな。ブランド化。
どうにかして、自分たちの出荷する魚の価値を上げられたら
許可漁業の乱獲に頼らなくて済む。
許可漁業の許可書がないなら、ないなりに、
サステナブルな漁の価値を上げていくのをライフワークにしよう。
そういった意味では明日から解禁になる底引き網漁で獲れる「赤貝」、
特に浮島の漁師が獲ってくるものはとてもサステナブルなものであったりする。
日本で唯一、種苗の放流からの成長が認められたものが獲れている地域として
この間総理大臣賞をもらったくらいなのだ。
底引き漁は浮島漁師の冬のメイン商売である。
自分はこれの研修をろくに受けていないが、ちゃんとできるかな・・・。
不安だから早く寝よう。
せめて体力だけは万全の状態で臨まないとな。
・・・
ちなみに、今日は1日中底引き漁の準備をしていて、
昨日は出漁したけれどボウズという有様でしたまる。