世界の中心でアイを叫んだけもの

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※※※音量注意※※※ いいかー？ 降ろせーッ！！💢 上げェェー！！💢 動画内で叫んでいるのが私です。 この炎天下に、分厚いカッパを着て、 身体を動かしながら、喉が破れんばかりの大声を出す。 これが知られざるイワシ網漁の作業風景。 毎朝毎朝、瀬戸内海の中心で叫んでいるのが私です。 ウオドリ(魚獲り)と呼ばれる 実際にイワシを捕らえる目の細かい網の部分は、 デレッキと呼ばれるクレーン的な器具で 少しずつ海から上げてやる必要があります。 船のエンジンや、その他機械類の駆動音がうるさいため、 (そうは聞こえないかも知れないけれど) デレッキ操作役に声が届くよう 指示役は大声を張り上げる必要があったりします。 (ジェスチャーでやってもいいんだけれど、 仲間に隠れて射線が通らなかったりするんだよなァ。) イワシ網に従事するようになってまだ、いや、もう2ヶ月。 最初はこの炎天下の中、 大声を張り上げるのが本当にキツくて。 叫ぶたびに魂的な何かを手放しそうになっていたんだけれど。 いつしか身体の中にメルギブソンが棲みつきまして、 叫ぶのにちょっと快感を覚えつつある今日この頃。 ああっ 早く独立的な意味でフリーダムって叫びたいな！ 何のこっちゃわからないって人は 『ブレイブハート』(原題:Braveheart)っていう 映画を観るといいんじゃないかな。 #漁師 #ニューフィッシャー #ニューフィッシャーマン #山口県 #周防大島町 #ブレイブハート #braveheart #叫び #gopro

A post shared by 佐竹 (@fmsatake) on Aug 26, 2020 at 5:12am PDT

いや、ホント。

この作業してて上からアイ（この辺りで言うアイゴの事。毒魚。実は美味しい。）が

降ってきて、その背びれが手にブッ刺さった時は叫んだね。

いや、痺れただけで毒自体はそんなに痛くなかったんだけれど、

物理的ダメージが大きくて。

 

油断禁物だね。