操業中。
なーんか油クサいな~
いや、いっつも油クサいんだけれど、
いつもよりなんだか・・・ ずっと油クサい。
なんだ~?
と思いつつエンジンルームを覗いてみて納得。
なんだかよく分からないホースが裂けて液体を飛び散らしまくっている!
またトラブルかよー!
コロナに罹ってからというもの
トラブル続きでまともに操業できた試しがないな。
年も暮れそうなこの頃になって、いよいよ運が尽きたか。
しかし。
まずは何の液体だ?
これ。
匂い的には油に違いないが。
どっちだ?
エンジンオイルか、燃料の重油か。
さっと稼働中のエンジンルームに飛び降りて
指に件の液体を擦りつけ嗅いでみる。
うーん。
重油。
超熱くなる排気パイプから遠い位置で助かった。
もし直でかかっていたら火事になっていたところだった。
あとエンジンオイルでもなくて良かった。
オーバーホールしてもらったばっかりなのに
エンジンオイルが無くなってエンジンお釈迦になったら目も当てられないところだった。
さておき。
とりあえず、燃料タンク内の残量も半分以上ある。
まだそんなに漏らしてはいないようだ。
しゃーね~ 鉄工所に連絡して応急処置してもらおう。
・・・
そんなこんなで往復2時間ロスして
この日、12月16日の赤貝の漁獲量はたったの11kg。
(なお、ホースは切って繋げばいいだけだという事が分かったので
次、もし同じトラブルに見舞われても自分で対処できそうだ。)
最後はクソデカ丸太に袋を破られ、ついでに
気持ちまでも折られて早上がりしたのでこの結果は残当。
17日は土曜日でお休みで。
18日は大寒波に伴う大時化でお休みで。
(2日間合わせて23時間ほど寝て安静にしていたら
コロナ後遺症も大分マシになった。
具体的にはブレインフォグ状態からは抜け出せた。
残念ながら咳はまだまだ残っている。)
そして今日19日。
やっとまともに、トラブルに見舞われる事もなく時間一杯操業できた。
できたんだけれど。
結果は16.3kg。
20kgには及ばず。
魚は特にレアものは獲れなかったけれど、
コチ、アカシタビラメなど漁獲量自体は悪くなかった。
しかし、赤貝。
時化に伴って波が太くなってきたらどうにも乗らせられない。
赤貝を獲るペースが凪の時と比べて1/3程度になってしまう。
波で船が必要以上に揺れるようになるので
ワイヤーの出し代が足りなくなるからだろうとは思ってはいて。
(爪がちゃんと地中深くまで入っていない?上っ面だけ攻めているような気がする。)
試行錯誤してみているのだが、イマイチ上手くいっていない。
今週いっぱいはずっと時化予報だから
これを機に攻略したいところだ。