新型コロナウイルスのせいで飲食店が軒並み閉まっているせいか、
魚価が全盛期の1/4に!
1Kgあたり1,200円していたサワラは300円に!
1Kgあたり1,600円していたメバルは400円に!
鯛も活かして出荷して1Kgあたり250円とかなんとかかんとか!
良い時なんて2,000円していたとかなんとか聞いていたのに!
地獄!
ホント独立前で良かった!
魚を獲っても燃料費だの人件費だので良くてトントン、悪くて赤字!
地獄!
サワラを流し刺し網で一晩で90匹獲っても5万円にもならない地獄ッ!
そんなワケでサタケのお師匠も、周りの先輩漁師も
下手に漁に出るよりも目先のあぶく銭個人事業主が貰える
持続化給付金(100万円)に夢中。
どうせ仕事しねーなら船を丘に上げてメンテだ!
という事で今日は一日かけてお師匠の船をピカピカにしてました。
まずは船体に付着したしっっっっつこいアオサ(コケみたいな海藻)を
硬めのスポンジで擦りまくって落とし・・・
ぴっかぴかにし!
(余談だけれどやっぱりアオサ。アオノリの良い香りがしました。)
ロクチャンと呼ばれる船底塗料を塗りたくる!
(これを塗っておけば、そこにフジツボやアオサなどの汚れが付き辛くなる。
しかしなんでロクチャン? 6ちゃんねる? 6ch? 誰も知らない。
調べても出てこない。地方によってはドクチャンやら
毒ちゃんとも呼ばれているらしい。謎は深まるばかり。)
他にもペラガードと呼ばれるスクリュー部分にカキやフジツボが付き辛くする
塗料を塗ったりいろいろやったんだけれど、2人がかりで
なんだかんだ07:30-17:30と10時間くらいかかっちゃった。
しかしなんだな。
家の解体したり。
電気工事したり。
ペンキ塗ったり。
漁師ってもしかしたら何でも屋なのかもしれない。
いろんな経験値積めて面白い。